うつ病治療ネット 公式ブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都中央区日本橋の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

「うつ病かも?」と思った時、病院選びは? 付き添いはいた方がいい?といった事について

f:id:yskokoro:20151103124803j:plain
大人だと、仕事のストレスや家族をを亡くすといった体験から

  • 気分が深く落ち込む
  • 何をしても楽しくない
  • 過食や拒食
  • 眠れない
  • イライラしたり、暴力的になったりする

場合があります。

また、子供や社会人になる前の若い人であれば、イジメ・友達関係のトラブル・親との不和や虐待そして思春期といったので、大人と同じような症状が出たり、不登校等の

「一見、うつ病とは関係ないように思える形」

で、心のストレスを表したりします。

これらは心にある負担やストレスが原因のうつ病や抑うつ症状ですが、心療内科や精神科はこうした病を発症した時やそれに近い状態でないと行かないので、私達には比較的身近な内科や外科と違って、

「どういう風に受診したらいいんだろう?」
「こんな事を言ったり、聞いてもいいのかな?」

という疑問は多いかもしれません。

うつ病やその手前の「プチうつ」の状態の時、頼れるのはやはり心療内科医や精神科医ですし、そうした専門家に治療してもらうのが、改善・完治には必要不可欠です。

そこで「うつ病治療で病院に」となった時の疑問をふまえながら、

『心療内科や精神科を受診する時のポイント』

について、これからお話していこうかなと思います。

薬のみに頼らない最新のうつ病治療法
90日で90.9%のうつ病寛解率!再発率は2.3%!
うつ病治療なら東京日本橋のYSこころのクリニック

目次

  1. 病院選びのポイントその1:こんな先生に注意!
  2. 病院選びのポイントその2:症状がひどくなっても通える病院を
  3. 受診の時に伝えたい『5つのこと』
  4. 付き添いはいた方がいい?もし付き添うなら、どんな事に注意したらいい?
  5. こんな時は治療の日でなくても、直ぐに医師に連絡を!

1.病院選びのポイントその1:こんな先生に注意!

「うつ病かも?」と思って心療内科や精神科に行こうと思った時、ネットで病院情報を検索すればズラッとでてきますし、本屋さんでも「名医紹介」といったので調べる事が出来るので、これらの情報や口コミをチェックするという方法もあります。けど、そういった情報を参考にしても

「思っていたのを違う」
「口コミには良いってあったけどなぁ~。。。」

と感じるのは、よくありがちな事です。

こう感じるのは、患者である貴方と先生の相性といったのも少なからず関係してくる場合もあるといわれています。

そこでまずは病院選びの基本でもある先生の中で、

『こんな先生に注意!』

というのを紹介していきます。

①最初の診察で、薬を数種類処方する

その心療内科や精神科に初めて、もしくはまだ2,3回目といった感じでの診察で

「じゃあ、お薬を出しておきますね。」

となりますが、この時に抗不安薬、抗うつ薬等を数種類処方された時は、少し注意が必要かもしれません。これは数種類処方するのが悪いというのではなく、本来であれば

「この症状にはこれ」というような

『1つの症状につき1種類の薬を処方』

が投薬治療の大原則だからです。

うつ病の治療で初診やそれに近い状態での診察という形なら、薬の副作用やその人の症状に合うかをチェックする必要があるので、1種類で様子を見てから徐々に増やしていくべきといえます。

ただ、中には抗うつ薬、睡眠薬、整腸剤というのに数種類を、初めから処方する医師もいます。こうした場合は、

  • 抗うつ薬でうつ病の症状を抑える
  • 睡眠薬で不眠を解消させる
  • 抗うつ薬や睡眠薬で胃腸があれないように整腸剤

という風に各々の効能が違いますし、抗うつ薬については1種類しか処方されていないので、そう不安にならなくても大丈夫だと思います。

②薬についての説明がない

最近は院外処方といって病院の近くにある薬局に処方箋を持って行き、薬をもらうというのが主流になっているせいか、

「薬の説明を余りしない」

という医師も中にはいるそうです。

医師が治療をするプロなら、薬のプロは薬剤師という考えはあながち間違ってはいないのですが、それでも治療をし「この薬を処方します」としたのは医師です。

だから限られた診察時間であっても、処方する薬の効能や副作用についてポイントだけでも説明があるのが当然といえるので、もしも薬についての説明がないというのは、ちょっと「?」と思った方がいいかもしれません。

また

「余り薬の説明をしないで、どんどん薬を増やす・強いタイプを出す」

という時も注意が必要です。この時もし医師からの説明が少なかったり、分かりづらい場合は、一旦、薬剤師さんに

  • 前よりも強い薬か、どうか?
  • 飲み合わせは大丈夫か?

というのを尋ねてください。そこでもしも薬が前のタイプよりも強いのであれば、しっかり医師に尋ねてみて回答が不十分であれば、副作用や薬に対する依存性が出る前に病院を変える事を考えましょう。

③何か尋ねると不機嫌になる

医師という立場であっても「1人の人間」ですから、やはりうつ病治療をしている患者さんから

「この薬、効果ないみたいです。」

と言われたら、内心カチン!ときます。また、患者さんから

「私のうつ病、治るんですか?。」
「この治療で本当に治るんですか?。」

と聞かれたり、

「この薬、何に効くんですか?。」
「副作用が出るなら、他の薬はないんですか?。」

と尋ねられれば、治療自体を否定されているように感じる医師もいます。そういった医師は

「では、他の病院へどうぞ。」

という態度をとったり

「効くから出すのです。」

と不機嫌に答えたりします。

誰だって、否定されたり、根掘り葉掘り尋ねられれば辟易します。

しかし、医師には「インフォームド・コンセント」といって

『医療行為や治療について患者に十分に説明する』

という義務があります。だから、うつ病の薬や治療についてきちんと話さずに、不機嫌になったり、「では、他の病院へ。」と言うのは、この義務を果たしてないといえるので、そういった所で治療を行っても期待は出来ないですし、改善・完治の可能性も低いでしょう。

こうした3つのポイントは「病院に通ってみないと分からない」ものですが、通ってみてこうした対応をされるのであれば、薬や治療について尋ねて様子を伺ってみるのも見極め方の一つだと思います。そうして「う~ん。。。」と思ったのであれば、違う病院を探す事を視野に入れた方がいいかもしれません。

2.病院選びのポイントその2:症状がひどくなっても通える病院を

皆さんが病院を選ぶの時のポイントに、病院や医師の評判の他に「家や職場の近く」がありませんか?この選び方、うつ病治療での病院選びでも同じなのですが、うつ病の場合は症状が一進一退なので

「今日はちょっと散歩に行ってみようかな」

と思えるくらい良い時もあれば

「ベッドから起き上がれないくらい辛い」

という時もあります。ですので、調子が良い時は問題なく通えますが悪い時に通えないとなると

『治療が出来ない=うつ病が治らない』

となるので、うつ病治療で病院を探す場合は

『症状がひどくなっても通える病院』

というのを忘れずに病院選びの基準に入れておきましょう。

症状がひどくなっても通える病院なので、場所は家でも職場でもどちらでも構いません。

しかし、もしも会社でのストレスやパワハラ、セクハラといったのが原因でのうつ病の場合、会社の近くの病院だと通院するのが苦痛となってストレスを増やしてしまい、うつ病を悪化させる危険性があるのでこの点は注意してくださいね。

3.受診の時に伝えたい『5つのこと』

うつ病かな?と思って病院に行こうと考えて、病院を選んで受診となった時に内科や外科であれば痛みのある部分やどんな風に痛いかというのを話しますが、心療内科や精神科となると

「どう受診したらいいんだろう?」

と思ってしまうかもしれません。診療科目が違えど、同じ医療機関であるのは変わりませんし、本人からの情報というのは医師にとっては「一番の診察や治療の判断基準」となります。

ですから、心療内科や精神科といったのでも「症状について話す」という点は何ら変わりありません。ただ症状が多岐にわたったり、複数の症状があるといった事が多いうつ病の場合は

①どんな症状があるか
②その症状は、いつから出るようになったか
③症状が出るようになった時に、原因となるような事があったか
 (仕事量や残業が増えた、妊娠や出産、身内の死亡など)
④症状がない時は、どんな感じなのか
⑤その症状以外に食欲がない、眠れないといったのがあるか

というのを受診時に伝えられると、医師も「患者さんに一番ベストな治療や薬」を選択しやすくなります。

ただこういったのを整理して、順序よく話すというのは難しいと思うので、あらかじめメモや箇条書きにしたのを持っていって、医師に見せながら話すと自分のうつ病の症状について伝えやすくなります。

それから、これは該当する人・しない人がいるので5つのポイントには入れなかったのですが、

★現在、治療中や薬を服用している人

の場合は、きちんと受診時にその旨を伝えるのを忘れないのと、投薬治療を行っている場合は「お薬手帳」や飲んでいる薬を持参してください。

他の治療薬でもそうですが、うつ病の薬でも飲み合わせによっては副作用が強く出たり、一緒に服用すると効果が薄れるというのがあるからです。

4.付き添いはいた方がいい?もし付き添うなら、どんな点に注意したらいい?

うつ病の治療で通院する時に、例えばですが

  • 自分で上手く伝えられるか、どうか分からない
  • 症状がひどくて、話をまともに出来ないかもしれない

といった時は『付き添い』がいた方がベターです。

けど、うつ病で病院に通う時に患者さんが「どう受診したらいいんだろう?」と思うように、付き添いの人も同じような考えを持つと思います。そこでもし付き添いの人が診察の時も一緒にという場合は、次の点に注意してください。

①患者さん自身に話をさせる

うつ病の治療を受けるのは患者さん本人ですから、付き添いの人が「ああです。」、「こうです。」と言ってしまうと、患者さん自身が思っているのと違っていたりします。また、医師としても患者さんの声を治療の参考にしていきますので、付き添いの人が必要以上に話してしまうと「本当に知りたい患者さんの情報」が聞けなくなってしまいます。

だから症状が悪かったり、上手く話せないように感じても、

『まずは患者さん自身に、話をさせる』

ようにしてください。そして付き添いの人はその患者さんの話に「補足」という形で話すように心がけてください。

②患者さんの話を否定しない

患者さんが医師に症状や普段の様子を話している時は、決してその話を

「違います。」

と否定するような事はしないでください。

ここで患者さんの話を否定してしまうと、否定された事がストレスになって、うつ病を悪化させる危険性があります。

そこでもしも「ちょっと違うな~」と思ったら、患者さんの話が終わった後に

「私は、こうだと思うのですが。。。」

と客観的に伝えてください。

③普段の様子や前と比べてどうかは、しっかり伝える

うつ病治療で付き添いの人も一緒に診察をとなった時、医師が最も重要とするのは患者さんからの話ですが、その次に重要と言えるのが

『付き添いの人から見ての、普段の様子や以前との違い』

です。これが大切となってくるのは、大抵の場合付き添ってくるのは

「普段、うつ病の人の世話をしている人」

です。そういった人から見ての患者さんの様子というのは、実は治療をしていく上で大事な参考資料となっていきます。

こうした普段の様子や前と比べてといった場合も、診察室を出た後に「あ、これ言うの忘れた」とか「これは言っておいた方が良かったかも。。。」となるのは、よくある事なのでこういった場合も患者さんが上手く伝えられるようにするのと同じく、メモして持参すると便利だと思います。

5.こんな時は治療の日でなくても、直ぐに医師に連絡を!

うつ病の治療中に薬の効果でちょっと状態が良くなったり、または「何とかして症状を抑えたい」という気持ちから、

『薬を処方通りに服用しない』

といったケースがあり、こうしたのが原因でうつ病が治りづらくなったり、病院へ運ばれる、最悪な場合は亡くなるという事も少なくありません。

また、うつ病の人の中には「死にたいという願望が強い」という症状もあります。こうした

『命に関わる危険性がある言動』

が見られるようになった場合は、直ぐに医師に連絡をしてください。これを

「明後日、治療の日だからその時に言えばいいや」

としていると、その数日の間に最悪なケースになってしまうかもしれません。

だから、薬の服用をきちんとしない・自殺願望が強いという時は、治療の日でなくても早急に医師へ連絡しましょう。

まとめ

最近、心療内科や精神科の病院を見かける事が昔よりも多くなったように感じます。

それでも他の診療科に比べると数は少ない方かもしれませんが、うつ病患者は統計が取れている人数で現在200万人ほどといわれていて、減少する傾向は見られないようなので、今後まだまだ心療内科や精神科の病院は増えていくでしょう。

初診であればどんな病院でも緊張しがちですが、それが心療内科や精神科の場合だと緊張の度合いは強くなりますし、デリケートな部分も多いので余計に

「何を話したら。。。」

となっていくと思います。そんな時に、ここで紹介したポイントを見て緊張や不安感が和らいでくれたらと考えています。

最後に、うつ病はきちんと治療すれば治る病気です。そして治療をうつ病初期といえる段階でスタートさせれば、それだけ治療期間が短くなるし、改善や回復も早くなります。

だから

「あれ、もしかしてうつ病かな?」

と感じたら、迷わずに心療内科や精神科等の専門の医療機関を受診してくださいね。

薬のみに頼らない最新のうつ病治療法
90日で90.9%のうつ病寛解率!再発率は2.3%!
うつ病治療なら東京日本橋のYSこころのクリニック